2011年03月15日
宮崎国際
皆様こんばんは。
今日から本戦がスタートしました。
まずは試合開始前に、大会関係者、選手一同、東日本大震災で被災された方々に黙祷をさせて頂きました。
選手それぞれ、色んな想いがあったと思います。
喪章をウェアに付けてのplay。
来週の甲府、再来週の亜細亜である2大会は今朝キャンセルになりました。
大会を作り上げた関係者の皆様にとっても、辛い決断だったと思います。
ロンドンからITF関係者の方が来日され、宮崎も大会を続行するべきなのか話し合われたみたいですが、
今こそスポーツ選手の最後まで諦めない気持ち、勇気を与えれるplayを求められる。と、大会の続行をして頂けることになりました。
そう言って頂けることに、まずplayerとして感謝しています。
ラウンジには常にTVがつけられていて、東日本の辛い現実を胸に、それぞれコートに向かっています。
私達テニスプレイヤーが出来ることを考えながら、
また宮崎国際でもチャリティーイベントをすることを考え出しています。
正直、みんな辛い表情で不安が顔に出てしまう時もあります。
けれど、みんな元気に今を越えようとplayしていると思います。
私も友達のことを考えると、今すぐ東北に行って一緒にいてあげたい気持ちになります。
今日から福島で救助活動を行う友達も気にかかりますが、
プロテニスプレイヤーとして、与えてもらえた今大会で、しっかり頑張ります。
1回戦は62.61で勝ちました。
まだまだな部分もありますが、明日練習してやるべき事を突き進めていくことです。
皆様、どうか自分の身を守り生き抜いて下さい。
コメント
水も引いて、明るみになってきた犠牲者の数が時間を追って増えていくのは、救助が始まったというより、助かる確率の高いときこそなす術のなかった天災に対する人の無力さの結果でしょう・・・あらゆる天災への対策を施していた筈の原発も例外ではなかった・・・奇跡はないと思うが「ない」と言い切るよりは「ある」ことを願いたいですね。
投稿者 I K
2011/03/16 23:57